趣味の投資とプログラミング備忘録

趣味の投資と独学の「R言語」によるプログラミングを混ぜて、なぜ投資が必要なのか、メモがてら書いていきたいと思います。投資もプログラミングも初心者という方の勉強の一助となれば幸いです。

エポスゴールドカードを用いたtumiki証券の積立投資について

導入

表題の通りですが、昨今、開始されたクレジットカードを利用した積立投資が一部の人たちの間で流行っていますね。

ネットで話題になっていると思いますが、現在は数社だけがクレジットカードで積立投資ふぁで切るようです。

その動きは大きく、今後多くの証券会社でカードによる積立運用がスタートするのではないかと考えられます。実際、マネックス証券さんが追加でクレジットカードで積み立てが可能になるようです。

 

私も、エポスカードで最近は積立運用を行っています。

tumiki証券は投資先が限られていますが、ちょうど私が投資したかったセゾン資産形成の達人がありましたので、利用させてもらっています。

 

今回はこのエポスカードを用いたtumiki証券の積立投資について書いて行こうと思います。

 

そもそもtumiki証券とは?

会社名 : tsumiki証券株式会社 tsumiki Co.,Ltd
設立 : 2018年2月5日
本社住所 : 東京都中野区中野4-3-2
資本金 : 1億円(株式会社丸井グループ 100%出資)※2021年3月31日現在
事業内容:  「エポスカードによるつみたて投資とポイント投資で、お客さまのしあわせな未来の実現をお手伝い」

 

見慣れない証券会社と思われるかもしれませんが、tumiki証券は丸井グループの会社です。

比較的新しく、2018年にできた会社ですね。

エポスポイントでの投資サービスがスタートしたのも2020年12月と、まだ1年も経過していません。

 

特徴

  1. エポスカードでの月額最大5万円までの投資、もしくはクレカとは別でポイントによる投資(月間での投資ポイントの上限なし)、その併用のどれかでしか投資方法が選べない。
  2. 投資先は5つだけ
    ・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド
    ・セゾン資産形成の達人ファンド
    ・コモンズ30ファンド
    ・ひふみプラス
    ・まるごとひふみ15

  3. クレカ投資でもポイントが年間金額分、年1回算出で貯まる
    つみたてが開始された月を基準に1年ごとに、年間のつみたて金額×0.1%(初年度)~0.5%(5年目以降)のエポスポイントが加算されます。
    つまり、
    1年目:年間積立金額×0.1%
    2年目:年間積立金額×0.2%
    3年目:年間積立金額×0.3%
    4年目:年間積立金額×0.4%
    5年目以降:年間積立金額×0.5%
    という計算です。

 

エポスカードとは?

利用金額200円(税込)につき1ポイントたまるようになっている。

還元率0.5の年会費無料クレジットカードです。

1%の還元率を持つようなカードと違って還元率は低く見られがちですが、むしろ標準、適正還元率がこのくらいなんじゃないかと思われます。

 

毎月5万円を投資した場合、

1年目:60万円×0.1% = 600
2年目:60万円×0.2% = 1200
3年目:60万円×0.3% = 1800
4年目:60万円×0.4% = 2400
5年目以降:60万円×0.5% = 3000

となります。

 

40年間継続できた場合には、114,000円分になります。

とは言え、40年間の投資信託の手数料の最終的には数パーセント分すら賄えないと言われればそれまでですが、少しでももらえるのは嬉しいですね。

ただし、そのポイントを年間利回り8%で40年運用できていたら、どうなるかというと、

770,670万円でした。

これは大きいかと思います。

勿論、年間利回り8%は正直難しいんですけどね、とりあえずポイントだけでも大きく膨らむという可能性があるわけです。そもそも無料でもらえるようなものなので、これは嬉しいと言わざるを得ません。

 

しかし、これをさらに高める方法があります。

 

それは、エポスゴールドカードを用いることです。

 

エポスゴールドカードとは?

年会費5000円のクレジットカードです。

還元率もエポスカード同じで0.5%です。

しかし、50万円以上使用した場合には2500ポイントがさらに付与されますし、50万円以上を使用した場合は翌年の年会費は無料です。

そもそもインビテーション(招待)が届いた場合には無条件で年会費が無料になります。

また、100万円以上使用した場合には10000ポイントが付与されます。

 

つまり投資しているだけで50万円以上使うと自動的にプラスになるわけです。

 

年間60万円を投資していた場合、還元率は最大約0.9%程度ということになります。

結果として、40年継続できた場合には 214,000円分のポイントが付与される計算です。

 

そのポイントを年間利回り8%で40年運用できていたら、どうなるかというと、

1,418,311円となります。

ポイントだけで100万円超えるということになりますね。

 

追加で年間40万円を投資以外で使用していた場合には、0.5%が40万円に追加され、年間100万円以上になります。

よって、10000ポイントが付与されますので、

40年の総合ポイントは594,000円分となります。

年間の還元率は1.5%です。結構大きくなりましたね。

 

もしこれを、そのポイントを年間利回り8%で40年運用できていたら、どうなるかというと、 3,879,348円。

ちょっとした財産レベルですね。これが、カードを使うだけで無料で貰えているということです。

 

毎年8%運用は厳しいと思いますし、そもそも丸井やエポスカード、そのシステムはまだあるかな?という心配もありますけどね。

 

ちなみに、そもそも投資していた本体は60万円×40年が重ねてあるため、トータル2400万円投資してることになっています。

もしも年間利回り8%で運用で着ていた場合には155,433,900円と、

1億5千万円になってますね。

 

ここまでくるとポイントが端金みたいな感じですが、ないよりは良いですね。

ただ、引き出すときに利益に対して20%の税金がかけられます。(今後は30%とか40%?もしかして50%とか60%もあり得る?)

 

20%でも2千万ほど取られますね。

60%なんて取られたら6千万円ほどが税金でとられます。

そもそもうまく運用できたケースでこれなので、おそらくうまく運用できても、手元には1億も残っていなさそうです。増えてはいますけどね。

 

以下、まとめ

40年後の結果表
  累計ポイント 利回り8%
60万円/年 214,000円 1,418,311円
100万円/年 594,000円 3,879,348円

 

考察

 

結果としては大きく増えそうです。運用がうまくいき過ぎればの話ですが、ポイント抜きでも1億5千万円ということですが、実際には変動もあります。

エポスゴールドカードを使えば、年間で一定の額が投資額にプラスされるので、全期間を通しての目に見える下振れの変動を少しはカバーしてくれるのではないかと思います。

投資継続のためにはありがたいシステムだと思います。

 

ただ、今後、金融商品に対する税率引き上げの可能性がある点を危惧しています。

 

正直、毎月5万円を40年間使えない状態というハンデを背負い、大きな変動リスクがある商品に手を出すというメンタルにも響く行為をしながら、20%を超える税金は取られて良いような額ではないような気がします。

 

40年間貯めるだけだったら、40年後には手元に2400万円。

 

インフレしてたり年金減ってたら、・・・または病気していたりしたら、他にもいろんな要因があると思いますが、おそらくこの額が手元にあったとしても40年後の未来には何年程度生活できるんでしょうか?

 

多くの人が手を出さざるを得ないはずの金融商品にもかかわらず、失敗したら元本より減るだろうし、もし成功しても税金の引き上げで、引き出す頃には大半がとられてしまう可能性まで背負わされる、なんてことがあるとしたら、どうなんでしょうね。

 

しかし、

少なくとも、インフレもそこそこ、年金減少もそこそこ、投資信託も大成功を収めているならば、60%とられても、投資を続ける限りはたぶん生活はできるかもしれませんね。

 

さて、最終的にどんな人が得するのかはわかりませんが、40年後、またさらに40年後はどうなっているのでしょうか?日本が住みよい国になるといいですね。

 

今できることからコツコツと、

ということで、私はエポスゴールドカードで備えます。

私は年齢的に多分もう40年も投資できないですが・・・

 

 

以上