趣味の投資とプログラミング備忘録

趣味の投資と独学の「R言語」によるプログラミングを混ぜて、なぜ投資が必要なのか、メモがてら書いていきたいと思います。投資もプログラミングも初心者という方の勉強の一助となれば幸いです。

『三井住友カード』【プラチナプリファード】と【ゴールドカード(NL)】『損益分岐点について』

 

 

検証してみた!

 

結論から、

積立投資なし:プラチナプリファードは年間300万円以上買い物利用した場合にゴールド(NL)を上回ります。

積立投資あり(年額60万円満額投資の時):プラチナプリファードは年間180万円以上買い物利用した場合にゴールド(NL)を上回ります。

 

 

 

お金持ちだったら気にしなくてもいいことなのでしょうけど、私はそうではなく、気になったので検証内容を置いておきます。


三井住友カードは、SBI証券でカードつみたてによる投資が可能となっていることは有名だと思います。

 

特にプラチナプリファードでは積立投資に利用した金額が(月額最大5万円まで)5%ポイント還元されるようになりました。

 

これによって、現時点(2023.1月)では場合によっては年会費を考慮してもゴールド(NL)を上回る還元率となり、以前までよりも低い金額でゴールド(NL)よりもお得になると思われます。

 


たぶんすでに誰かやってると思いますが、実際に検証して「R」を用いて描画してみます。

 

方法

***条件設定***

プラチナプリファード
 年会費3.3万円
 基本還元率1%
 100万円利用ごとに1万円分のポイント還元(最大4万円まで)

ゴールド(NL)
 年会費 なし(年間100万円利用後とする)
 基本還元率0.5%
 100万円利用で1万円分のポイント還元(最大1万円まで)

 

※1 特約店等の基本還元率を上回る高還元は計算から除外とする。

※2 キャンペーンによる還元等を除外とする。

 

カードによる積立投資なしの場合

描画結果1

横軸:年間利用金額、縦軸:損益(費用や還元額の合計)

 

このため、積立投資なしでは300万円以上使った場合にはプラチナプリファードが還元率で年会費を考慮しても上回る計算です。

 

では、積立投資ありではどうでしょう?

 

カードによる積立投資ありの場合

 

買い物とは別に月額5万円(年額60万円)を毎月投資した場合として、1年経過後に買い物に利用した金額ごとに描画します。

100万円ごとのポイント還元は、積立分の金額は計算に入れません。純粋に買い物等での合計額で100万円利用した場合とします。

 

描画結果2

横軸:年間利用金額、縦軸:損益(費用や還元額の合計)

 

結果としては、積立を満額60万円利用した後で、買い物で180万円以上利用した場合にプラチナプリファードの方がゴールド(NL)よりも良いということになります。

 

沢山カードを買い物等で使う方であればプラチナプリファードにしていた方が還元率は高いでしょう。

 

お金持ちの方なら、

ブランドが選べないプラチナプリファードVISAは積み立てで60万円さらに買い物で400万円、Mastercardはゴールド(NL)買い物利用100万円とするのが良いのでしょうね。

 

ただ効率を考えるのであれば、年間の買い物利用がぎりぎり180万円使うくらいの方ならプラチナプリファードを、そこまで使わない方はゴールド(NL)が良いのでしょうね。