趣味の投資とプログラミング備忘録

趣味の投資と独学の「R言語」によるプログラミングを混ぜて、なぜ投資が必要なのか、メモがてら書いていきたいと思います。投資もプログラミングも初心者という方の勉強の一助となれば幸いです。

三井住友プラチナプリファードは改悪は本当?ゴールドNLやNLとの比較してみた!

 

 

三井住友プラチナプリファードは改悪は本当?ゴールドNLやNLとの比較してみた!

 

三井住友カードは最近、巷で話題のSBI証券で積立投資するならプラチナプリファードが最適解というようなノリにより有名になっていたかと思いますが、今年改訂があり、いわゆる改悪なのでは?と言われています。

 

しかし、三井住友プラチナプリファードから他のクレジットカードに乗り換える先が見当たらないという方も多いのではないでしょうか?

 

実際に改悪かどうかは発表を見る限りそうなんだろうなと直感的にわかると思いますが、どのくらい改悪なのか?見てみてもいいかもしれません。

 

今回もRを使って検証してみました。

 

さほど長くはないので見て行ってくださいな。

 

 

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改悪の内容

プラチナプリファードの改悪内容をまとめると、年会費の増額やポイント還元率の変更などがあります。

 

詳細は以下の通り単純明快。

 

  • つみたて投資に対するポイント還元率が低下しました。

 

カード名 国際ブランド 年会費 通常の買い物の還元率 積立投資利用金額への還元率 付与ポイント
三井住友プラチナプリファード VISA 33000円 1% 1%(300万円超で2%、500万円超で3%) 毎年100万円の買い物利用ごとに10,000ポイント(最大40,000ポイントまで)
三井住友ゴールドNL VISAとMastercard 5500円(年間100万円の買い物利用は翌年から永年無料) 0.5% 10万円超で0.75%、100万円超で1% 100万円利用で10,000ポイント(最大10,000ポイントまで)
10万円未満で還元なし  
三井住友NL VISAとMastercard 永年無料 0.5% 10万円超で0.75%、10万円未満で還元なし  

 

※積立投資利用金額は最大で毎月10万円まで(年間120万円)。

 

グラフまとめ

検証結果

カード種別 説明
Platinum Preferred (New) 2024年10月以降のプラチナプリファード年会費33000円で120万円積立投資に利用
Platinum Preferred (Old) 去年までのプラチナプリファード年会費33000円で積立投資利用金額60万円までで一律5%還元の場合
Gold VISA or Mastercard 1枚のゴールドNLで年会費無料で120万円積立投資に利用
Gold VISA or Mastercard (Fee: 5500) ゴールドNLで年会費5500円で120万円積立投資に利用
Gold VISA and Mastercard 2枚のゴールドNLで2枚とも年会費無料で120万円積立投資に利用
Gold VISA and Mastercard (Fee: 5500) 2枚のゴールドNLで1枚が年会費無料で、もう1枚は年会費5500円で120万円積立投資に利用
Gold VISA and Mastercard (Fee: 11000) 2枚のゴールドNLで2枚の年会費11000円で120万円積立投資に利用
NL 三井住友NL:120万円積立投資に利用

 

※図の共通事項として、0円から600万円までの買い物利用金額の推移とする。

※特約店などのポイントは除外とする。

 

 

結果

120万円を積立利用しているならば、改定後のプラチナプリファードでも、100万円程度の買い物利用があればマイナスにならないでしょう。

 

ただし、現行の還元率から見ると、プラチナプリファードの改定はプラス要素がないと感じられるかもしれません。

 

しかし、買い物利用金額が300万円を超えると、どのカードの持ち方よりも還元ポイントがプラスになります。

 

さらに、買い物利用金額が500万円を超えると、今までのプラチナプリファードよりも還元ポイントがプラスになります(去年までの積立利用金額合計が60万円までの場合)。

 

買い物利用金額が500万円以上の人にとっては、もらえるポイント数が増えるため、改悪というより、むしろ改良と捉えることもできるのではないでしょう。

 

ただし、年間に買い物だけで500万円も使うことは多くないででしょう。

 

(蛇足・・・年間500万円もクレカ決済を買い物だけで出せる人の年収て、一人暮らしだとしていくらだ?しかも積立120万円満額とするなら概算で年収840万円以上か?

・・・ただ、全額クレカで支払って生活できているとは現在の日本では思えないので900万円や1000万円超えている人くらいか?

日本には900万円以上の年収が大体100万人程度いるらしいですのでそういう方が最大の得ということか)

 

現在のプラチナプリファードを持つ人々の中には、年会費を支払ってでも得するという人は少ないかもしれません。

 

300万円程度の買い物利用金額であれば、プラチナプリファードは十分利用価値があると感じます。特約店ボーナスもあるため、さらに少ない金額で達成可能かもしれません。

 

(蛇足・・・支払いで300万円で積立利用金額が満額120万円とするなら420万円を年間で使っていることになるので、年収にすると大体540万円、ただ、それだとクレカに全額可処分所得が充てられているため、少なくとも年収600万円以上が目安か・・・)

 

条件によって変わりますが、三井住友NL系を利用する場合は以下の条件が考えられます。

 

年間買い物利用額 カード選択
年間買い物利用額 < 10万円 三井住友NL
10万円 ≤ 年間買い物利用額 < 100万円 三井住友ゴールドNL(年会費無料) または NL
100万円 ≤ 年間買い物利用額 < 200万円 三井住友ゴールドNL
200万円 ≤ 年間買い物利用額 < 300万円 三井住友ゴールドNL2枚持ち
300万円 ≤ 年間買い物利用額 三井住友プリファード

 

ただし、プラチナプリファード特約店やコンビニなどを頻繁に利用する場合は、買い物利用金額が300万円に達しなくても、200万円台でプラチナプリファードが最適解になることがありますね。

 

あなたは、どの選択をするでしょうか?