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自己紹介
前回記事↓
導入
前回に引き続き、老後2000万円問題について書いていきますね。
いきなりですが、老後に2000万円が用意できたとしましょう!
条件としては、年金も減らず、インフレもせず、税金も増えず、大きな病気もせず、子供が全員自立していること、ペットもいない事、家は持ち家ですべてのローンはないこと、などがありますが、
そういった条件下で、
「さあ、さあ、よし!!老後問題クリアだ!」
・・・果たして本当にそうでしょうか?
これらの条件がそろってももしかしたらどうにもならない場面があります。
そもそも、なぜ2000万円が足りないかと言えば、
「夫婦2人暮らしで収入と支出の差である不足額約5.5万円が毎月発生する場合には、30年で約2000 万円の取崩しが必要になる。」
というものです。
65歳で定年とした場合、2000万円は夫婦2人が95歳までの資金ということになりますね。
Rで検証しました。
以上のように、ほぼ預金残高がない状態になります。
厳密には20万円残っていますが、それでも3~4ヶ月分ですね。
そんなに生きないよ!これだけあれば大丈夫!
と思う方もいるのでしょう。
どこかで聞きましたが、「人間は本能的に未来の自分を他人としてみるようにプログラムされている」らしいです。
なので、今他人事に思ったのであれば、あなたは本能というプログラムに忠実であることです。
それは一概に悪いことではありません。未来の自分より、今の自分の方が重要なのは間違いありませんからね。
### ###~###までをコピーして使えます。
#今回は<- を =としてみます。意味は同じです。
Moto = 2000 #元本 万円
Pull = 5.5 #引き出し額 万円
Years = 30 #生きている年数month=Years*12 #月間平均換算
time = c(0:month)C3 = Moto #宣言していない文字羅列は機械が理解してくれません。
A3 = C3
#for文は振替しを意味するものです。今回は指定した月数まで{}内のプログラムを何度も繰り返してくれます。毎月引き出し分Pullの5.5万円が元本であるMotoから順次ひかれていきます。
for( i in 1 : month ){
A3 = A3 - Pull
C3 = c( C3 , A3 )
}
C3<-data.frame(C3)
names(C3)<-c("Uninvested")
tail(C3,1)df = data.frame(time,C3)
plot(df,type="l",xlab="時間経過(月)",ylab="単位:万円",main="30年間毎月5.5万円を切り崩した場合",col="red")###
人生100年時代
しかし、今問題なのは、長生きがリスクがある、ということです。
すなわち2人とも95歳を超えた場合のことは考慮されていませんね。
子供がいれば頼ったりすれば済むかもしれませんが、それができない人もいます。
そもそも介護でより費用がかさむことも考えられます。
じゃあ生活保護で助けてもらう。
という手段もありますが、これを多くの人がやってしまったらどうでしょう?
社会保障費は膨らむばかり、子孫に残す借金のようなものですし、「お金ないから保護してください」、と全員が全員受けられるものではないと思います。
ここで役に立つのが「投資」です。
さて、よりよい充実した人生と未来の自分にとってもありがたい「投資」の時間がやってきました。
長生きが嘆かわしくならないために、今の自分がひもじくならないように、
今からできることがあります。
それが投資なわけですが、実際に見たほうが早いですので、実際に検証します。
利回り3%で2000万円を運用しながら毎月5.5万円を切り崩した場合
資産は30年後にどうなっているでしょうか?
結果はこれです↓
見間違いかと思うことが起きていますね。
実際にどれくらい30年後に残っているかというと、1640万円です。
もちろん毎年利回り3%固定ではないので変動しますし税金を考慮していないですが、おおよそこの前後の金額になると思われます。
### ###~###をコピーして使えます。
#今回は<- を =としてみます。意味は同じです。
Moto = 2000 #元本 万円
Rate = 3 #%
Pull = 5.5 #引き出し額 万円
Years = 30 #生きている年数Rate_convert=round*1 ** (1/12),4) #月間平均換算
month=Years * 12 #月間平均換算time = c(0:month)
C3=Moto #宣言していない文字羅列は機械が理解してくれません。
A3=C3
#for文は振替しを意味するものです。今回は指定した月数まで{}内のプログラムを何度も繰り返してくれます。毎月引き出し分Pullの5万円が元本であるMotoから順次ひかれていきます。
for(i in 1:month){
A3=round*2tail(C3,1) #後ろから1番目をピックアップ
###
もし夫婦2人とも120歳まで生きたと場合も想定しましょう。
利回り3%で2000万円を運用しながら毎月5.5万円を切り崩した場合
資産は55年後にどうなっているでしょうか?
結果は2000万円は55年後に1010万円残っていることになります。
55年も5.5万円使ったのに、
まだ半分以上の1000万円以上残っている!?
55年間で累計3630万円使っているはずですが、そこまで減りませんでしたね。
これが投資の力です。
長生きリスクへの備えになるわけです。
お金の使い方を間違えなければ、死んでも資産が残るわけです。
あとは相続でもしてもらうなど、うまくやればいいと思います。
### ###~###までをコピーして使えます。
#今回は<- を =としてみます。意味は同じです。
Moto = 2000 #元本 万円
Rate = 3 #%
Pull = 5.5 #引き出し額 万円
Years = 55 #生きている年数Rate_convert=round*3**(1/12),4) #月間平均換算
month=Years*12 #月間平均換算
time = c(0:month)C3=Moto #宣言していない文字羅列は機械が理解してくれません。
A3=C3
#for文は振替しを意味するものです。今回は指定した月数まで{}内のプログラムを何度も繰り返してくれます。毎月引き出し分Pullの5.5万円が元本であるMotoから順次ひかれていきます。
for(i in 1:month){
A3=round*4tail(C3,1) #後ろから1番目をピックアップ
###
実際にはいろんな影響を受けて、もっと減るとは思いますが、資産がゼロになっていることはないように思います。介護等にかかる費用はここでは抜かしておきます。
パーキンソンの法則
ここまできても「いや、私は、俺は投資なんてやらない!自分が働いた金だけ老後資金を貯めるんだ!」という人もいるでしょう。
はい、それもまたいいでしょう。がんばってください。
老後までに4000万円ほど貯めれば長生きリスクも耐えられるかもしれませんからね。
インフレや税金等のいろんなことを加味したらさらに倍近く必要かもしれませんけど。
「じゃあたくさん稼ぐ職業に就く!」
という結論に達するかもしれません、しかし、表題通りになりますが、
パーキンソンの法則をご存じでしょうか?
・第1法則:
仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する
・第2法則:
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
パーキンソンの法則 ページ冒頭
第2法則から言われていることがあります。
それは、たくさん稼ぐ人はたくさん消費する。
ということです。
ということは、生活水準が高いということは、毎月必要な額が通常より多いわけです。
毎月5.5万円が不足というのは、平均値ですが、もっと必要になる可能性が高くなるということです。また、日本は累進課税のため、稼げば稼ぐほど、税金が増えます。所得税の比率自体も多くなるからです。
実際、お金は使わないと世の中が回りませんし、そのそも貯めるだけでは意味のないモノです。税金もある程度取られなければ多くの人の役に立たせることもできません。
そして、生活水準が高ければ、生活習慣病にもなる可能性もある程度高まるでしょう。
出費は、収入に余裕がある限り、節約しない限りは膨らみ続ける傾向があります。その分、長生きしない可能性もありますが、医療は進みますし常に長生きリスクはあります。
すなわち、稼いだら稼いだだけ2000万円、4000万円では足りず、それ以上の額を預金する必要が出る可能性が高いということになります。
生活水準によっては老後にサラリーマンの平均生涯年収あっても全くと言っていいほどお金が足りない!という人だって一定数いるはずです。
それでも貯められる人は、頑張ってください。
ただ、多くの人が貯金でどうにかできるかというとあまり良い未来を想像できません・・・。
私は無難に投資をお勧めします。
老後から投資スタート?
先ほどの例の前提は、老後65歳から2000万円運用しているということになっているわけですが、
じゃあ、「しょうがない、メリットがあるなら2000万円まで貯めてから投資を始めよう」という人がいたとしたら、いやいや、ちょっと待ってくだださい。
65歳まで貯めた2000万円を、いきなり投資にぶち込めるでしょうか?
「よっしゃサラリーマン人生かけて貯めた2000万円、がっつり、投資したるで!!」
という人は柔軟性が凄すぎて憧れますね。
そもそも、もしそこまで貯金で生きてきたならたぶん投資に入門すると自体がハードルが高すぎます。私なら無理です。
そして、一気に入れた場合、頻繁に起きる1%程度の下落があったとして、それだけで20万円の変動です。それが連日続いたとして、耐えられますかね?精神おかしくなりそうになると思いますよ。
暴落時には5%以上の下落が毎日、ということもあるんです。
一時的とはいえ、せっかく人生かけて貯めた金額から毎日100万円以上が減っていくのをみれますか?
知り合いに、1日で5000円減っただけでも、もっと減るんじゃないかと涙が出て、食事がとれなくなったという人もいました。
初心者は大金を一気に入れることで精神が参ってしまうこともあるのです。
大の大人でも、こういうことが起きます。
老後で初心者にこういうことが起きたらと考えただけでも、ゾッとします。
なので、老後からいきなり運用しようとせず、ゆっくり、若いころから少額ずつ投資していくのが良いと思います。
投資は知識も重要ですが、精神面も重要になるものです。
若いうちから柔軟に対応できるように変動に対する精神力を訓練していく必要があると思います。
結果
いかがだったでしょうか?
投資は今後の人生100年時代においては必要な【生きる術】だと結論付けたいと思いますが、投資の重要性は伝わったでしょうか?
投資、始めなきゃなと思ったらそれがあなたの人生の始まりかもしれません。
*1:1+Rate * 10 ** (-2
*2:A3-Pull) * Rate_convert,0)
C3=c(C3,A3)
}
C3<-data.frame(C3)
df = data.frame(time,C3)
plot(df,type="l",xlab="時間経過(月)",ylab="単位:万円",main="30年間毎月5.5万円を切り崩した場合",col="red",ylim=c(0,2000
*3:1+Rate*10**(-2
*4:A3-Pull)*Rate_convert,0)
C3=c(C3,A3)
}
C3<-data.frame(C3)
df = data.frame(time,C3)
plot(df,type="l",xlab="時間経過(月)",ylab="単位:万円",main="55年間毎月5.5万円を切り崩した場合",col="red",ylim=c(0,2000