実際に本を数冊購入して、試してみました!(途中まで)
メリットとデメリットについてを個人的に(主観的に)書き連ねます。
メリット
Amazonの利用者は非常に多く、集客しなくても良い。
売れる商品なら勝手に売れる。
発送などもAmazonがやってくれるため、仕入れさえできれば半ば自動化できる。
Amazonで販売するためのAmazonセラーセントラルへの登録も非常に簡単。登録自体は無料。事前に登録する書類もテキトーにとった写真やスクショで問題なかった(Amazonセラーセントラルの引き落とし用に登録したクレジットカードと、提出する直近のクレカ支払いの明細書が別のカード会社でも問題なし)。
アカウント作成にオンラインでの面接もある場合もあるが、時間を指定して、名前、身分証の提示等の簡単なもので終わるため、とても簡単。
仕入れに別のオンラインショップでクレジットカードが使えるやり方も多いため、資金の回転が比較的早いため、やり方によっては早く稼ぎたい人に向いている。(楽天市場は規約上せどりに使ってはいけません)
デメリット
価格競争の末なのか、Amazonで売られている価格がほぼ問屋や卸の価格に近いところまで来ていて、送料や手数料含めると多くの商品が赤字になる。
商品によってはまだ利益は出るが、そもそも出品規制がほぼすべての商品にかかっているためそういう商品は出品できるまでにいろいろとテクニックが必要。出品規制解除に10点以上の商品を大手などのお店で購入し請求書を書いてもらう必要があるが、そもそも大手は請求書を書いてくれないことが増えてきている。
出せるようになった時には他のせどりプレイヤーさんも参入して値段が下落、販売できる個数も激減の可能性ある。
仕入れも、ほぼ卸や問屋価格で、より安く手に入るルートは一般人には簡単には開かない。問屋卸はクレジットカード使えないこともしばしば。そもそも楽天市場はせどり禁止と明示されましたので使えません。
問屋卸によっては海外に売れないなど、流通の制限がある。問屋を利用するために利用料で50万円など(数十万円)使わないといけない場合もある(私は使わなかった)。
よく売れる商品や競争相手がどの程度いるのか、販売しても問題ないのかを確認するツールは無料も有料もあるが、有料ツールを使わないと時間効率が5倍くらい悪い。
しかも、Amazonセラーセントラルのシミュレーション結果では有料ツールの費用を払えるほどの利益がまずでない。
店舗せどりをすれば、良い商品もまだあるようにも見えたが、思ってる以上に時間と体力が必要。
再計算すると実はギリギリの利益ということもしばしば、早く売り切るためか価格を下げてくるせどりプレイヤーが一定割合でいる。
数日前には利益が出た商品も出下げ合戦で販売できる頃には赤字で売らないと売れそうにもない状況になっていることも。
中古品を多く扱うなら有料で古物商免許とる方が良いが、中古品で良いモノも大体他のせどりプレイヤーさんにとられます。
また、Amazonで販売するには住所と氏名、電話番号の個人情報を必ず公開しなければならない。
Amazonセラーセントラル自体の登録は無料だが、売るためには多くのせどりプレイヤーさんが使っている大口契約しないとそもそも売れない。大口契約は月額で5000円ほど取られる。
結論
準備だけしましたが、電脳せどりも店舗せどりも、時間と労働量、コストなどが収益に見合わない。
そもそも黒字での複数仕入れが無理だったため、あきらめることにしました(笑)
利益を出そうと買い占めをして多くの人たちを困らせることがないようにということを考慮した上で、新規でせどりをやる方は相当の覚悟を持って参入した方がよさそうです。
日本で売られている商品の多くはメーカー希望価格をはるかに下回り、ほぼ問屋価格でとても安く販売されていることがわかって、いい勉強になりました。